あっという間に2023年も残すところ僅かとなりました。
今回の連載企画は、2024年度の最新トレンドアウターの徹底調査!
骨格別にストレート/ウェーブ/ナチュラルに似合う柄、素材、形などを3回に渡って詳しくコラム内でご紹介していきます。
第一回目の今回は【骨格ストレート】に似合う形や素材をご紹介します◎
雑誌で見かけて買ってみても何かが違う…となりがちなアウターですが、骨格診断を元に選べば無駄な出費も軽減されますよ◎アウターは特にお値段が張るものが多いので、後悔がない様にしっかりとご自身の得意なものを狙っていきましょう。
これからやって来る年末年始のセールなどでも是非役立ててみてくださいね。
目次
先ずは2024年度の全体トレンドをチェック!
骨格ストレートのおすすめアウターをご紹介する前に、先ずは今年度〜来年度のトレンドの傾向をチェック!本記事では2024年度に注目すべきアウターの種類をご紹介します。
今年度は暖冬ですが、日によって寒暖差があるこの時期から少し暖かい春先まで使えるアウターを要チェック。
2024年のトレンド傾向は?
✔オーバーサイズやビッグサイズ
✔フェイクファーやボアなどの暖かみのある素材
✔防寒+トレンド感の両立
✔着膨れしないスタイリッシュなダウン
✔2023年に引き続き”クワイエットラグジュアリー”がキーワード
2023年に引き続きカジュアルでリラクシーなファッションに合わせたオーバーサイズやビッグサイズ、ロング丈のアウターが人気。その他現代に合うサステナブルなフェイクファーやボアがあしらわれている暖かみのあるアウターなどもおすすめです。
今年は暖冬ではありますが、スタイリッシュながらも着膨れしない軽いダウンや防寒とトレンド感を両立出来るアイテム人気が高い様子。昨年からじわじわと流行っている”クワイエットラグジュアリー”をキーワードに、シンプルながらも上質な素材のアウターなどにも注目です!
◎トレンドまとめ詳細はこちら⇩
骨格ストレートの特徴〜アウター選びが難しい理由とは?〜
骨格ストレート
■筋肉が付きやすく、身体や肌に弾力やハリ感があるメリハリボディ
■胸や腰の位置が高く上重心
■前ももに張りがあり、ヒザ下は細く真っ直ぐな脚
■ヒップにボリュームがありS字のライン
■手足は身長に対して小さめで鎖骨はあまり出ていない
骨格ストレートは立体感とメリハリのあるグラマラスなボディラインが特徴。
上半身に厚みがあり布が少ない方がスタイルが良く見える為、冬のアウターは物によっては太って見えてしまうのが課題。骨格ストレートの人は上半身にボリュームがあるため、シンプルでジャストサイズのコートを選ぶとすっきりとスタイルアップして着こなせます。
筆者もTHE骨格ストレートタイプですが、冬のコート選びは質感と形にこだわって選ぶと失敗が少なくなりますよ◎
2024年最新!骨格ストレート向けのおすすめアウターはこちら!
骨格ストレートが得意なアウターの特徴
✔ウールやカシミヤ100%などの高級感のある素材
✔厚みのあるしっかりとした素材
※ただしボリューム感のありすぎるダウンやモコモコ素材は×
✔デコルテ周りに装飾がなく、首元がすっきりとしたデザイン
✔柄物ではなく無地でシンプルなすっきりとしたデザイン
✔オーバーサイズよりもジャストサイズ
✔ダウンパックやキルティングの縫い目が目立たないもの
✔フードの取り外しが可能なシンプルなデザイン
✔丈感は短すぎないもの/ロング丈や膝丈
骨格ストレートに似合うコートの種類とは?
①チェスターコート
UNITED ARROWS green label relaxing
チェスターコートは骨格ストレートが使いやすい万能コートの定番!
骨ストがコートに迷った時にはベーシックなカラーのチェスターコートが一着あればどんなスタイルにも比較的合わせやすく重宝します。また素材もウールやカシミヤ100%などを選べば高級素材が得意なストレートにはもってこいのアイテム◎
本来はメンズで流行していた形なので、ややかちっとしたクラシックな定番スタイルでテーラードジャケットのようなV字に開いたデザインが特徴的。首周りがすっきりとしており、Vラインが得意な骨格ストレートには得意な要素が多いコートのひとつです。
ポイントは膨らみすぎないシルエットを選ぶこと。 Iラインでスタイルアップする骨格ストレートは縦のラインを意識した定番でシンプルな形を選ぶことをおすすめします。
本来柄物が得意ではない骨格ストレートですが、チェスターコートであればチェック柄がお似合いなのでデザイン性があるコートを揃えたい場合にはチェックを選ぶのが得策!
■ノーカラーコート
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チェスターコート同様にノーカラーコートも骨格ストレートが得意なスタイルのひとつ。
首元が詰まっていないすっきりとした形で上質×シンプルなデザインが大得意な骨格ストレートには着回しが効くアイテム。首が詰まるのが苦手なので、ノーカラーコートの中でもなるべく首の詰まっていないシルエットを選ぶことをおすすめします。
肩落ちのドロップショルダーが苦手な骨格ストレートはジャストサイズ〜少し余裕のあるサイズ感で身体のラインにきちんと沿ったものを選ぶと失敗が少なくなります。生地はやはりポリエステルなどの化学繊維ではなくウールなどの厚手でしっかりとした素材を選ぶのがおすすめです!
■すっきりとしたシルエットのダウンコート
軽くて暖かいダウンコートは冬の定番!しかし…骨格ストレートの皆さんの中には苦手意識を持たれている方も多いのではないでしょうか。ダウンコートは上半身に厚みとボリューム感のある骨格ストレートが”着膨れ”して見えやすいスタイルのコートでもありますが、選び方次第ではスタイルアップをしながらの防寒対策が可能です◎
そんな骨格ストレートにはダウンのボリュームが少なく比較的凹凸が抑えめなシンプルデザインが似合います。丈感は長すぎず短すぎない膝丈を選ぶとよりスタイルアップ。丈が短すぎるダウンジャケットを着用してしまうと”何だか強そう…”という上半身のボリューム感が出てしまうため、お尻が隠れる丈感がベストです。また首元のフードは取り外しが可能な物を選択すると首周りがすっきりして見えますよ。
■ライダースジャケット
肌にハリ感が有りメリハリのあるボディラインが特徴的な骨格ストレートには、リッチな雰囲気を格上げしてくれる定番スムースレザーのライダースジャケットがぴったり◎高級素材が得意な骨格ストレートに似合うラムレザーなど上品な光沢のある素材を選べば、メンテナンスをしながら長く愛用できる一着に。合皮などのツヤツヤしすぎた質感よりもやはり本革が一番骨格ストレートのスタイルを格上げしてくれます。なるべく肩の位置がぴったりで程よく身体に沿ったジャストサイズをチョイスして。またUネックではなくVネックのライダースジャケットがおすすめです。
■トレンチコート
クラシックで定番なトレンチコートも骨格ストレートが得意な形のひとつ。真冬は寒いですが、春や秋にはスプリングコートとして一着あると着回しの効く骨格ストレートの味方!
くてっとした薄い素材よりも、ご自身の身体の質感に合わせたハリ感のある素材がおすすめです。綿やレザー素材のシンプルでベーシックなトレンチコートを選ぶとスタイルアップします◎
近年オーバーサイズが流行ってはいますが、骨格ストレートの方はジャストサイズがベター。
特にスプリングコートとしてのトレンチコートはジャストサイズでウエストにあまり絞りがないものを選ぶと骨格ストレートのフレームの良さがより際立ちますよ。
骨格ストレートが得意なコートをおさらい◎
2024年は引き続きカジュアル&ナチュラル志向なのでオーバーサイズやビッグシルエット、モコモコのファーやボアなどが流行る傾向ですが、骨格ストレートはボリュームを抑えたジャストサイズを選ぶことが一番のスタイルアップ方法。ご自身の骨格に合わせたスタイルアップ重視であれば2024年トレンドの ”クワイエットラグジュアリー”を意識したシンプルで上質なコートを選ぶと今年っぽさやトレンド感がしっかりと演出できます。
流行りのオーバーサイズを選ぶ際にはIラインのシルエットを意識したタイトなスカートや、すっきりとしたストレートパンツを合わせると着膨れして見えにくい効果があります。
ファーコートやボアコートに挑戦したい時は短すぎない丈感をチョイスし、ボリューム感がなるべく抑えられているすっきりとしたデザインを選ぶことをおすすめします。
✔身体に程よく沿ったジャストサイズ
✔短すぎない丈感のコート
✔ボリュームは控えめですっきりとしたシンプルなデザイン
✔”クワイエットラグジュアリー”を意識したベーシックな王道コート
✔ウールやカシミヤ100%などの高級素材
本来は水着やヒートテックなどの薄着が一番身体を綺麗に見せてくれる骨格ストレートですが、苦手な要素が少し多い冬でも苦手&得意を分かっていれば工夫次第でスタイルアップをしながらおしゃれを楽しむことができます◎
是非骨格ストレートが得意とする”上質でちょっといいコート”を長く愛用してみては。
特に質の良いコートはこの時期のセールでお得にゲットするのがおすすめ!骨格を活かしたおしゃれを是非楽しんでみてくださいね。
イメージコンサルタント
佐藤 愛
AULY代表。女性の綺麗や自由な生き方を一緒に引き出すイメージコンサルタントやWebライターとして活躍中。
・30代向け女性誌読者モデル
・C Channel にパーソナルカラー診断講師として出演
・ファッションブランドのInstagram Liveへの出演